武田 尚子
2024
15
Jan
節目の年に「未来」を
波乱の幕開けとなった2024年。不安の中でなんとも落ち着かない気持ちで過ごしていたら、1月も既に半分が過ぎてしまった。
1月後半はパリのファッションウィーク開幕となり、来週末からは見本市が軒並み開かれる。
長年にわたって足を運んでいる「パリ国際ランジェリー展」は、今回が60周年に当たるのだという。
当初はフランス国内のランジェリーメーカーおよび業界関係者の集まりだったわけだが、私が取材を始めた1980年代後半からは、時代の流れと共に国際化が加速していった。
近年は、地球環境問題や持続可能な社会、多様性、ジェンダーフリーも大きなテーマになっている。
今回はその積み重ねをふまえながらも、どのような新しさに出会えるのだろうか。
同時期に開かれるインテリア・デザイン関連の「メゾン・エ・オブジェ」も、今回は30周年の節目の年だという。こちらも20年前位から足を運んでいた。
紹介文の中には、「テクノロジーと自然が融合し、活性化する未来」といったフレーズが見られる。
「未来」に向けてどういうビジョンが打ち出されるのか、(いろいろ支障が出てきた肉体を鼓舞しながら)この眼と足で見てきたいと思う。
3月初旬にはまたセミナーを開催します!