武田 尚子

2018 02 Jul

2018年の水着コレクション

6月末から突然やってきた、ここ数日の酷暑にまいっている人も少なくないだろう。

ちょうどいい機会なので、ちょうど1年前の昨年7月、パリの「モードシティ」で発表された今年2018年の水着コレクションをリアルシーズンでご紹介したい。気分だけでもリゾートを。

 

今年らしい新しさを感じるのは、このようにシンプルかつスポーティに体を快適につつみこむスタイル。イエローやブルーといったパステルカラーも新鮮。

 

水着ラインを発表しているランジェリーブランドも少なくない。

深いVゾーンのホルターネックと、高めのウエストにポイントをおいたワンピースは、人気のデザイン。ふくよかな大人の女性の体型を美しく見せる(メゾンレジャビー)。

 

昨年「デザイナーオブザイヤー」を受賞した「ラファエラ・ダンジェロ」。

ファッションショーでは、凝った素材使いとアイテムの幅広さで、ラグジュアリーなリゾートシーンを演出していた。

 

有名ライセンスブランドもそれぞれに水着にアプローチ。

ディテールが凝っている黒の水着は「マイケル・コース」。

「マックスマーラ」はリゾート地で着たい水着以外のウエア類も充実。ワインカラーでシーズン先取りしていた。

 

水着単独アイテムだけではなく、このような夏のクローゼット感覚で、水着とリゾートウエアをミックスさせているブランドが会場では目につく。

フランスやイタリアなど、バカンス文化が定着している国々の人にとっては、水着も夏に欠かせない衣服のひとつなのだ。


さて、あと数日で、来年の水着コレクションを目にするのが楽しみ。ランジェリーとの共通点も少なくないはず。