好きなデザイナーがなぜかオランダ人に多い。

その理由はきっとオランダ人の設計意識に共感するところが多いからであると思うのだけど、それ以外にも皆、Design Academy Eindhovenで教育を受けているところを見ると、偶然ではなく必然的にここの思想と実践的な教育に惹かれるものがあるからだと言える。

Mirjam de Bruijntは水以外の成分をタブレットにして洗剤やシャンプーを販売するというアイディアでTwentyというプロダクトを作った。2017年６月発表の比較的新しい仕事だ。

消費者が自分で水を足して洗剤やシャンプーを作る、というコンセプト。実はこうした家庭用品は８０％以上が水分を占めている。商品の輸送にかかるCO2を劇的に減らすことができる。

https://mirjamdebruijn.com/twenty.html

Design Academy EindhovenはかつてTrend UnionのLee Edelkoortが学長を務めていたことでも有名だが、多くの革新的なデザイナーを輩出しているデザイン学校だ。Dutsch Design Weekでは卒業展を開催しデザイン国家を引率している。