大城戸織布
2021
29
Jan
たのむでしかし~
嘗て紋ソフト(デザインソフト)が高額だったころに比べ
各社が挙って出してきているので最近では手が届くようになり
各社(機屋)も導入し始めている
ご多分に漏れず、うちも自販用として10年程前に導入している
その煽りを食らって紋屋さんの件数は減り
それに伴い紋紙(下地)配給会社も減り
仕方なく海外から質の悪い紙が輸入されているようだ
数年を掛けて、JQ(ジャガード)を電子化に更新していってるが
ラスト1台、紋紙(エンドレス)仕様のJQがあって・・・
(下請け専用台にしているが)
そこへ久しぶりに新柄の仕事が来た
(勿の論、カードは今どきの不安満載の紙質で)
おいおいっ!
カードのフックが取れてる or 最初から付け忘れ?
織付けの時、確認で上(JQ)にあがったらこんな有様
頼むでしかし!
気付かずに回してたらその内引っ掛かって破れるのがオチ
文句だけ電話で言って!
修正依頼してると時間が掛かるので・・・
コチラで修復作業に掛かる
前後のフック位置を確認しながら
(その位置・・・結構バラバラ 苦笑)
まっ、こんな所だろう!?
文句(苛々)の解消も込めてワリャ~
取れたら困るので握力全開で
念のため、他のところも緩んでないか?確認して
作業終了~
(余計な作業である)
温新知故・・・
最近では随分、否、かなり楽になったもんだ!
以前は、全ての台が紋紙だった事を考えれば
DXのありがたさを噛みしめながら
ペンチを握りしめている~