大城戸織布

2020 17 Dec

れっかでっか

メンテしてても避けられない!

パーツの劣化、しかも目視も出来ない

20年もフルボッコで稼動してきたので仕方のない事ではあるが・・・

 

先々月だったかにも起きた・・・

 

織キズ・・・通じ糸の落下=電子JQ内部の不具合→滑車の落下

 

位置を探れば後方から7番目(ほぼ真ん中)

前回の時は端だったので作業も楽だったが

今回はOMG(お~まい、が~)である!

 

気を取り直してJQルームに上がり

カバーを外して・・・

 

吸気ファン・ベースの真下にあるので

 

位置をズラして・・・

 

固定用プレートを抜き取るのに

リボンケーブルの大半を外して慎重に抜き取る

 

不具合のモジュールに引っ掛かってる通じ糸を外す為に

手前の通じ糸の株を縛って・・・

 

これまた慎重に(落とさないように)フックから

セットの8本を外して行く

 

滑車紐が切れてるのは

後でモジュールをバラして直すとして

代替のモジュールを挿し込んで・・・

 

今度は先ほどの逆の作業で

この8本のフックに通じ糸(株)を

順番を間違えないように掛けていく

(チョッと緊張しながら)

 

後はリボンケーブル等の諸々の作業を戻して

修復ミッションこんぷり~と!

(1~2時間程の作業であるが結構、精神的に疲れる)

 

で、緊張の稼働ボタンを押して動作確認!

(掛け間違いしてたら、最初からやり直し)

何事も無かったかのように稼動し始め、ホ~っ

 

織機が稼働しているのを観て

オモシロイ~ってな事を、第三者から言われるが

その面白さの裏には

その状態をキープする為のスッタモンダが満載

所謂、白鳥(水面下)の水かきみたいなもんだ

本当に面白いのは

トラブル回避するスキルを上げて

再順調稼働させた時なのである~~