大城戸織布
2019
21
Oct
避けられないメンテ
バンドレピアには走行が2種類ある
ガイド走行 ⇒ 直進性と中空性はあるが、糸種によってガイドマーク(タテ筋)が入る
スレー走行 ⇒ 直進性を保つためバンドの巾が広く開口時の下糸に干渉しながら走行するが
ガイドマークは入らない
その他、メリット・デメリットが諸々にある
うちの SOMET・SUPER・EXCEL は、
ガイド走行でメリットに支えられ重宝しているが
そのメリットを維持するために定期的にバンド(及びバントチップ)の交換を迫られる
それがまたデメリットであったりもする
そろそろ症状が出始めたので・・・
それもその筈~
バンドは3年目、バンドチップは2年目になる
放っておくと、もっとヤバイ事態になるので
渋々始めるとする
それでもカバーをOKD仕様に変えたので
作業は軽減出来ているのである
ワンタッチで取外しが出来る!
手回しではなく
裏技の足回しで織機をゆっくり回し
これまたOKD仕様に変更した
スケルトン・タイミングダイヤル・カバーを(外す事無く)
目視しながら調整角度まで回し各々の作業を進める
交換後・・・
糸を引っ張ってレピアヘッドが筬打ちの手前で・・・
収納される・・・
を何度も回して確認する
数度間違えるとドエライ事になる
(筬もレピアヘッドも粉砕される)
足回しで確認後
電源を入れて寸動(インチング)で再確認してから
始動ボタンで稼動させる
ドキドキものである!
数十分稼働させ安定を確認してから
保護カバーをセットして終了~
織機をボタン一つで安定稼働させるためには
当たり前であるが
時々のメンテが必須なのである
黒子もなんじゃかじゃと、それなりにバタついている!?