大城戸織布

2022 11 Jan

てじゅん

結構手間が掛かり、神経も使う厄介な作業

 

JQのドライブチェーンを切り離す

 

チェーンカップリングのカバーを外し

 

コチラの伝動チェーンも

 

外して

 

ギアBOXの固定ボルトを外して捻る

(カルダンシャフトの縁は切らない)

 

先端のホイールを外して

 

ピローを外して

 

焼付き気味のカラーを

シャフトにキズを付けないように慎重に取外す

 

エミリーで磨き倒してから

 

新調したピローを付ける

(本体から垂直レベルを確認しながら)

 

ギアBOXを大凡の位置で仮留めし

先日入手したダイヤルゲージで軸のブレを調整する

途中、製作所ブラザーズからリモート・サポートを得ながら

反対側のチェックも行う

 

BG(映画)のように「誤差無し」といきたいところだが

ハタヤーの勝手に基準・・・0.05mmまで良しとする!?

にしても時間が掛かり、神経も磨り減る作業だ

 

許容位置を得たところで

伝動チェーンを付けて、グリスを塗りたくる

 

カバーを付けて&したいところではあるが

後・・・

 

JQの駆動チェーンをクロス位置辺りで仮に取付け

次に、カルダンシャフトのハブを緩めて

織機角度310度とJQのクロス位置を合わせる

この作業は一人でし難いので003を助っ人に呼ぶ

その時に、ここまでのハウツーを要約して教える

 

後は、織機を空運転させ動作をチェックしてから

 

レピアを・・・

 

取付けて稼働させる

 

書き綴るのは簡単であるが

いざ遣ると・・・苛っと感に相当時間包まれるのである

安定稼働が確認出来ると、頗る解放感に酷労が打ち消され

これまた妙な感じになるのです

 

さっ、次の案件(今度のは暗件ではない)に取り掛かるとするか~
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