大城戸織布
び
機屋初心者の頃
オヤジから、其処を微調整が必要なので、ネジを緩めて!
イエッサ~からのグルグル・・・
緩め過ぎやっ!
調整ネジは15分(45度)単位で大凡を探り
それから微調整で5分単位で・・・
そんな5分(15度)位で緩めたり締めたりして
(前後・左右・高低)微調整したところで何が変わるねん・・・っ!
面倒くさっ!
・・・あらっ!
ビックリ・・・
・・・安定稼働し始めた~~
ネジなんか締めるか緩めるかだけのモノだと思っていたが
機屋(メカニック)という職種に触手が振れた瞬間を思い出す
そのメカニックを経乍ら
受動型から能動型へのハタヤーにも移行し始め≒15年が過ぎ
受動・能動の謳って踊れるタイプみたくになってきた
(現時点では ・・・ 先はどうなるか?)
能動タイプ、うちで言うところの 布音創織 で
先方さん希望の生地単価に合わせる為、双糸 → 単糸に変更して
稼動させ始めると、稼働率がグ~ンと落ちた
(アカンがな!)
前述の記憶を蘇らせる
単糸は双糸より強度がない
出来るだけ糸に掛かる負担(抵抗)を避けるべく
ヤーン・サポートガイドの高さ・傾き・前後位置やら
選択フィンガーまでの距離を変えてベスポジを探り
(ヨコ糸)選択フィンガーの高さ・角度・奥行等も微調整すると
安定稼働し始めた
時間、掛かりましたがな~
(正直、面倒臭いったらありゃしませんっ)
(それが醍醐味だと ・・・ そんな訳もなく)
(ただ・・・チョットした達成感には浸れる・・・それだけ!?)
(自己満足の域は、越えませんが)
そして、ハタヤーあるあるの ワースト1 に君臨する事態
起こる時には起こる(トラブル連鎖)
お前もかっ!
コチラは受動タイプの仕事
定番品、故に安定稼働当たり前の筈が
急にミスピックし始めた
(両レピアのセンターでの受け渡しミス)
アチラコチラを検証し
このサポートガイド(丸いモノ)だと判明
摩耗によるガタが原因で、シッカリと押し付けなくなった
ので、1mm前に移動させると
安定稼働、再び!の運びとなった
ハタヤーは
いつ何時に起きるかもわからないトラブルにビビらされながら
微妙な微調整と格闘する
そんなところだろうか?