大城戸織布

2018 08 Oct

かけ違い

新台のJQ(ジャガード)機、

いよいよテスト稼働って時に不具合勃発!

 

地(グランド)の部分のデータは入力通りに作動するが

耳の部分がおかしい!?

 

メーカーの職人さん二人係り+俺・003の計4人で

あ~だ、こ~だ劇を繰り広げ何とか解消し

入力データ通りに作動し始め、夜遅くまで掛かってしまったので

織機の微調整は次の日に持ち越し

翌日、独りで作業してると

あれっ!?

微妙に動きがおかしい

 

先ずは、左耳の組織と織機の実働を見比べ

列が互い違いにズレてるのが発覚!

 

JQの上で掛け違いを直すか?

否っ・・・

 

紋尻りのところで解いて直した方が良さそうである

列と行を1本ずつ間違わずに拾って右・左列の入替え修正開始

(目と指が疲れる作業である)

 

次に右側も確認しながら

 

Jimmyな作業開始~

 

吊り込み職人さんが間違ったのであるが

呼んで修正して貰うより

自分で遣った方が早いのである

 

間違うなよな~と、

心中で呟き、沸き起こる苛立ちを抑えながら

1本~2本~・・・と修正していく

 

若かりし頃なら、

おんどりゃ~わんどりゃ~っ!(怒)

になってたかもしれないが

(わんどりゃ~って何やねん?)

 

アフフィ~(50も過ぎれば)

仏心が降臨している!?

 

機屋道ってのは、仏門に近いところがある!

(否、ないないっ!)

 

さっ、修復も完了したところで・・・

連続稼働させると!

 

更なる、初期(基盤)不良に見舞われる!

え~~っ!

どないやね~ん!!

 

何時になったら、正常稼動するんだろうか?

 

つづく・・・