樋口繊維工業株式会社
似て非なるもの 追伸1
今朝はしっかりと早起きでした。(^_^)/
7時半には出社して、外回りの木々の薬剤散布後を確認からのスタートです。
神仏の支度、ゴミ出し、潅水を済ませて、今日は来客が立て続けの後、仲良しのアパレルさんの女の子とデートです。
それはウソですが、営業に出かけます。ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
納期の打ち合わせと新規の商談なのですが、先方曰く、「手の良い作り場がなくなった!」とのことです。
仲良しな相手なので、自分もズバズバと「こうなったのも原因は色々とあるのでは?」と言ってしまいます。
お互いに沈黙の時間になって。。。
とりあえず形になっても、後から歪み、縮み、風合いの変化など、今は平気でそんな商品が蔓延しています。
アパレルさんの生産もベテランが定年、リストラで不在なのも現実です。
物作りの根底を支える層が絶滅寸前なのは、自分にとって危機感しかありません。
ファクトリー商品も売れているから似たようなモノが出回るようになりました。
安物買いの、銭失いにならぬように皆様には厳しい審美眼、本物志向をお願いするところです。
高いモノには訳がある、安いモノには「裏」があるのですから。

日本春蘭の「女雛」です。
発表された当初は超高価な金額で取引された名品中の名品です。
それから何十年か経過して、いまではそこそこ普及品となりました。
ただ、これも系統があるようなのです。
大型になるもの、葉に強い黄色のボヤ斑を出すもの、等々です。
どうも途中で実生が大量に作られたそうです。
それの賛否は置いといて、画像は「本性品」の女雛です。
大きくならず、自分の親指と比較していただければ一目瞭然で、これぞ!「女雛」だと思います。
色々な紆余曲折を経ても、本物は生き残り、「本性品」は別格として扱われています。
自分もこうありたいと、この鉢を眺めながら考えるところ大です。
今日もおかげさまで千客万来です。
午前午後と、賑やかにな社内であります。
色々と勉強になることしきりで、自分もまだまだであります。
また今日に限って言えば、若手の刺激的な方との出会いがあって、嬉しく、頼もしい限りです。
業界の常識あるエネルギッシュなパワーを吸収して、また頑張ろうと思う自分です。