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2020 16 Jun

「ジバンシィ」の新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズ就任

 

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、2020年6月16日付けで新クリエイティブ・ディレクターにマシュー・M・ウィリアムズが就任したと発表。今後は、米ニューヨークから仏パリへと拠点を移し、メンズとウィメンズ両方のコレクションのクリエイティブ責任者となる。

 米国生まれのマシュー・ M・ウィリアムズは、2015秋冬に、自身の娘の名前を冠したウィメンズウェアブランド「アリクス(ALYX)」をスタート。その後「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」と名前を変えている。2019春夏シーズンからはコレクションの発表をパリメンズに移し、メンズ・ウィメンズ複合ブランドとして活動。2020秋冬シーズンのパリメンズではフィナーレを飾った。ローラーコースター・バックルというヒットアイテムの他、有力ブランドとのコラボレーションが多く、気鋭のデザイナーとして注目されている。

 マシューは「ジバンシィに迎えられることはこの上なく光栄です。メゾンの格別な地位と時代を超えたオーラは、ファッション界のまぎれもない象徴です。モダニティとインクルーシビティによってもたらされる新しい時代に向かって、アトリエや各部のチームと共に取り組んで行けることを楽しみにしています。そして、LVMHグループが私を信頼し、長年の夢を叶えるこのような機会を与えてくれたことに感謝します。 世界が前例のない時代に直面する今、私はポジティブな変化に貢献できるよう、仲間たちと共に希望のメッセージを送りたいと思います。」とコメントを発表している。

 マシュー・ M・ウィリアムズによる「ジバンシィ」のファーストコレクションは、10月にパリで発表を予定している。

撮影:PAOLO ROVERSI

 

「ジバンシィ」公式サイト