「フェンディ（FENDI）」が2021ホリデーシーズンをマーブル（大理石）模様で彩った世界各地、直営店のウィンドーやデコレーションを披露した。

　永遠の都ローマと、クラシックなイタリアの美意識に敬意を表し採用したマーブル模様は、これまでもメゾンのシグネチャーモチーフとして度々用いていて、「フェンディ」におけるビジュアル表現の重要なエレメンツのひとつ。2021ウインターカプセルコレクションで用いたものと同じマーブル模様が、ホリデーシーズンのディスプレイ全体を彩る。

　ウィンドーと店内のインスタレーションは、デザインスタジオ、オッド・マター（Odd Matter）と、静物写真家でビデオ作家のマルセル・クリスト（Marcel Christ）とのコラボレーションによって制作。化学工学と写真を学んだマルセルは、この2つの専門分野を融合させ、制御と美学と偶然とを意識的に配合して作品を作り出す。

　伝統的なホリデーカラーのレッドが 、鮮やかでやや黄みを帯びたトーンのマーブル模様と して、ウィンドーやファサード、インテリアを埋め尽くす。2021ウインターカプセルコレクションで彩色したマーブル模様から着想を得た、マルセルのビデオ作品を映し出すLEDスクリーンの傍らには、中間色のストーンの滑らかな形を特徴とするオッドの彫刻を並た。

　11月下旬からは、同じマーブルモチーフがローマにある「パラッツォ フェンディ（Plazzo FENDI）」のファサード全体をライトアップし、ホリデーシーズンにふさわしいレッド、ブルー、ゴールデンイエローに輝かせる。このホリデーシーズンのデコレーションは、12月8日以降、パリのモンテーニュ通りやロンドンのニューボンドストリート、ニューヨーク57丁目の各旗艦店のファサードでも披露する。

　さらに、日本では「フェンディ 表参道店」が、隣接する「アニヴェルセルカフェ 表参道」で期間限定のコラボカフェ「フェンディ カフェ バイ アニヴェルセル（FENDI CAFFE by ANNIVERSAIRE）」を開催。エントランス前にマーブル模様の台座をしつらえた大きなFのオブジェ「フェンディ ファースト（Fendi First）」インスタレーションを設置し、店内もホリデーカラーの同じモチーフで装飾した。

■問い合わせ先
フェンディ ジャパン
TEL：03-3514-6187

■「フェンディ」公式サイト