「マックスマーラ（Max Mara）」が、ダウンアイテムにフォーカスした2022秋冬コレクション「ザ・キューブ（The Cube）」を発表した。

　2008年に発表した同コレクションは、アウターウェアとアクセサリーを融合させたその革新的なデザインから、過去にベルリン美術館やニューヨークのファッション工科大学（FIT）で開催した「ファッション&テクノロジー展」に「カルトオブジェクト」として展示された経緯がある。

　また、エコファーであるキャメルヘア素材をアップサイクルした新素材「キャメリュクス（Cameluxe）」は、エネルギーや水の消費量、CO2などの排出を削減し、ファッション生産による環境への影響における従来の概念に挑戦した、「ザ・キューブ」の革新的なプロジェクトとして注目を集めている。

　コレクションのアイテム構成は、シベリアングースの羽毛を断熱材として使用した「マックスマーラ ザ・キューブ（Max Mara The Cube）」と、新素材「キャメリュクス」を使用した「マックスマーラ ザ・キューブ ウィズ キャメリュクス パディング（The Cube with Cameluxe padding）」の2モデルからなり、ロングコート、ベルテッドコート、フーディー、ジレ、ポンチョなどを揃える。

　最高級のシベリアングースの羽毛を内蔵した「マックスマーラ ザ・キューブ」は、ダウンプルーフ加工や撥水加工が施された、高い機能性を持つ一着だ。サイドにスナップボタンで開閉できる深いスリットをあしらったデザインのほか、フード部分が様々なパターンのキルティングステッチ、フォックス・ミンクファーといった「ザ・キューブ」アクセサリーでアレンジできるのは「マックスマーラ」ならでは。

　一方の「マックスマーラ ザ・キューブ ウィズ キャメリュクス パディング」は、断熱中綿素材として「キャメリュクス」を取り入れたモデルだ。特殊な技術によって加工された新素材の細い繊維は、シベリアングースの羽毛に匹敵する暖かさを兼ね備え、驚くような軽さと心地よさが最大の特徴となる。

■「マックスマーラ ザ・キューブ キャメリュクス」

■「マックスマーラ ザ・キューブ」

■「マックスマーラ ザ・キューブ ウィズ キャメリュクス パディング」

Courtesy of Max Mara

■「マックスマーラ」公式サイト