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「ユナイテッドトウキョウ」2022秋冬コレクション コンテンポラリーに和の要素を掛け合わせて
「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」が、2022年4月2日、東京・江東区の「GARDEN新木場FACTORY」で2022秋冬コレクションのランウェイショーを開催した。ブランドとしては2017年以来約5年ぶりとなるランウェイショー。その時と同じく、会場ではオーダーシートを配布し、ショーの終了後には同会場でランウェイに登場したアイテムの受注会を開いた。また、ショーの様子はブランドの公式SNSで配信され、同日夜からはオンラインストアでもオーダーの受付を行っている。
“日本の伝統的な技術をベースに、東京の研ぎ澄まされた感性で創り上げる”をコンセプトに、100%メイド・イン・ジャパンにこだわる「ユナイテッド トウキョウ」。ブランドらしいコンテンポラリーモードと日本の伝統技術や和の要素の掛け合わせはそのままに、今シーズンはよりジェンダーレスなコレクションを披露した。メンズでもプリーツスカートをレイヤードしたパンツや枯山水をモチーフにしたキュロットのようなサテンパンツ、ボディラインを強調する短丈のカットジャガードMA-1など、ジェンダーを感じさせないアイテムが見られた。また、リーフモチーフが印象的なビビッドなピンクのウールコートは メンズ、ウィメンズどちらも同生地を用いていた。
ブランド特有の和の要素は多様な表現で見られた。矢羽をモチーフにしたキルティングコートやジャガードのトップスは、和柄ながらも現代的な幾何学模様として洗練されたイメージをもたらした。また、立体的なチェックパターンのドレスは、畳編みで表現していた。
昨年は国内初の路面店を東京・神宮前にオープンするなど勢いのある「ユナイテッド トウキョウ」。国内外を問わず、メイド・イン・ジャパンの洗練されたスタイルと高い品質が支持を集めていて、ワールドワイドなビジネスの広がりも期待される。