「メゾン ウレンス(Maison Ullens)」は2021年2月16日、新たなクリエイテイブ・コンサルタントとしてハイダー・アッカーマンを任命し、コラボレーションを直ちに開始すると発表した。

　「メゾン ウレンス」は2009年、世界中を旅するトラベラー、慈善家、そして起業家のミリアム・ウレンスによって設立されたベルギーのラグジュアリーブランドだ。タイムレスで流行に流されない、エレガントで世界中どこに居ても着る人が自信を持って心地よく過ごせるような、独自のコレクションを提案している。

　ハイダーが手掛けるコレクションは2021秋冬シーズンからで、ブティックおよびECサイトで取り扱いを開始する。このコラボレーションは10年目の節目を迎えた「メゾン ウレンス」にとって、更なる発展へのターニングポイントとなる。

　優れたカッティングと構築的なデザインで知られるハイダーは、様々な文化から影響を受けた類まれなるデザイナーであり、フェミニンで洗練されたシルエットをブランドにもたらすという。また幼少期にはエチオピア、チャド、アルジェリアとネーデルランドの間を転々とする生活を送った経験を持つ。ハイダーはアントワープ王立美術アカデミーで学んだのち、2001年に「ラフ シモンズ（RAF SIMONS）」をはじめとするデザイナーや友人らのサポートで、自らのブランドを始動。タイムレスでセンシュアルなシルエットのコレクションは、ファッション業界で注目を浴び続けている。

　「メゾン ウレンス」の日本国内での展開ついて、株式会社サン・フレールは2021春夏コレクションから「メゾン ウレンス」の国内独占輸入販売権を取得したと公表。現在、日本全国のセレクトショップ20店舗で販売を予定している。

■「メゾン ウレンス」公式サイト