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2019 08 Jul

「モンクレール」が初の試みとなるハッカソンを開催

 「モンクレール(MONCLER)」が2019年7月4日に初めてのハッカソン(HACKATHON)を伊ミラノで実施。アッゼーロ CO2(AzzeroCO2)とのコラボレーションより2,000本の木が植えられたエミリア・ロマーニャ州にある森を表現したインダストリアルスペースで開催した。

 ハッカソンは、"ハック"と”マラソン”を掛け合わせた言葉で、様々な企業が実施して話題となっているプログラム開発活動。同社では、スキルと想像力を融合し、独自のソリューションを導き出すために、世界中の従業員450人を集め、24時間のプログラムを組んだ。異なる役職や職務に就く従業員が一丸となり、デジタルカルチャーにおけるイノベーションを加速させることを実証。ハッカソンに参加する各地域の従業員は、プロダクトや IT、サプライチェーン、モンクレール内部のラーニングアカデミー、幅広いトピックスにおいての持続可能性など、戦略的な優先順位に基づき、9つの分野で革新的なプロジェクトの発展を目指した。


 プロジェクトの創造過程では、デザイン思考のアプローチをベースに、タスクを詳しく理解することから始まり、コラボレーションや相互作用を意識することで革新的かつクリエイティブなアウトプットを促進する。最後には、各プロジェクトの魅力やビジネスインパクト、実現性、イノベーションのレベルを考慮し審査。本部から4チーム、地域代表から1チーム、計5チームに賞を授与した。優勝チームには、シリコンバレーにある、グローバルラーニングやイノベーションプロセスでのパイオニアとして知られるシンギュラリティ・ユニバーシティ(SINGULARITY UNIVERSITY) でのトレーニングプログラムに参加する権利が与えられる。

 

「モンクレール」公式サイト