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「ヴァレンティノ」ヤコポ・ヴェントゥリーニがCEOに就任
写真:ヴァレンティノ Spa.」 CEOに就任するヤコポ・ヴェントゥリーニ氏
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、2020年6月1日「ヴァレンティノ Spa.」の CEO としてヤコポ・ヴェントゥリーニ氏を迎えることを発表。2006 年から同ブランドを率いたステファノ・サッシ氏の後任となる。
就任するヴェントゥリーニ氏は、同ブランドの他、「グッチ(GUCCI)」や「プラダ(PRADA)」などでディレクター、エグゼクティブ・バイスプレジデントなどを歴任。今回の就任について「私がファッションに夢中になるきっかけとなったイタリアブランド、ヴァレンティノにこうして 3 度戻れることを大変うれしく 思っています。私にとってヴァレンティノはヘリテージであり未来です。ピエールパオロと手を携えともに仕事ができることをうれしく思います」と語る。
サッシ氏は、「職務上においても個人としても、ヴァレンティノで過ごした 15 年はすばらしいものでした。理事会と株主のみなさまの 承認を得た私の決断はブランドの成長を見据えたものです。この非常事態が終息するとき、ヴァレンティノの未来が 非常に明るいものであることを信じて疑いません。みなさまの今後のご活躍を祈念いたします」 とこれまでを振り返りながら、同ブランドにエールを送った。
そして、同ブランドのラシッド・モハメッド・ラシッド会長は、「この 10 年、すばらしい業績を上げたステファノ・サッシに感謝申し上げます。ヴァレンティノを現代的なブランドとして 生まれ変わらせる上で、ステファノの役割は非常に重要なものでした。ヤコポは、その鋭い視点とマーケットの変化を感じ取る 優れた感覚でヴァレンティノに新しいエネルギーをもたらしてくれるものと信じています。ブランドを新たな方向へと導く彼を 迎えることをここに祝福いたします」 とサッシ氏の功績を称えるとともに、ヴェントゥリーニ氏に期待のメッセージを送った。