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「フェンディ」が東京藝術大学とのコラボでルーフトップ公演の新作をストリーミング配信
「フェンディ(FENDI)」は、国内唯一の国立芸術総合大学である東京藝術大学とのコラボによるストリーミングイベント「フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ」を公開した。
これは、新型コロナウィルスのパンデミックを経験したあと、「アートファッション、そして音楽を通じた再生」というポジティブなメッセージをコミュニティに届けたいという強い想いの元、フェンディが行っている継続的なプロジェクト。同ブランドが本拠を置くローマの「イタリア文明宮」の屋上においてイタリアの名門音楽大学サンタ・チェチーリア国立アカデミアとの共同主催のコンサートをストリーミング公開したのを皮切りに、上海、ソウル、香港、東京、パリ、ロンドン、ニューヨークと世界各地を舞台にルーフトップパフォーマンスを発信する。
そして今回は上空約 230m から東京を一望することができる東京・渋谷にある展望施設「渋谷スカイ」と、ギンザシックスにある都会の中で自然を身近に感じられる環境をシンボリックに表現した屋上庭園「GINZA SIX GARDEN」が舞台だ。同ブランドがこれまでも継続的に支援を行ってきた東京藝術大学音楽学部の学生でバイオリニストの荒井里桜と、同大学出身のサクソフォーン奏者、上野耕平がそれぞれ 2 着の2020 プレフォールコレクションをまとって、イタリア人作曲家ジョアキーノ・ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」よりフィナーレを演奏する。
イベントのタイトルにある 「アニマ・ムンディ 」とは、すべての形ある生命体をひとつにする原理を表しているが、同曲の喜びの感情を高揚させるクライマックスは、未来への希望という私たち共通の願いを象徴している。
写真:バイオリニストの荒井里桜
写真:サクソフォーン奏者の上野耕平
「フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ」は「フェンディ」公式サイト および公式 SNS チャンネル@fendi のほか、東京藝術大学の公式サイト 、および同大学公式ツイッターアカウント にて配信されている。
文:田中美貴