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「シャネル」が新たなアンバサダーとスポークスパーソンにシャルロット カシラギの就任を発表
「シャネル(CHANEL)」は2021年1月1日より、メゾンの新たなアンバサダーおよびスポークスパーソンとしてシャルロット・カシラギが就任すると発表した。なお、「シャネル」のアーティスティック ディレクター、ヴィルジニー・ヴィアールが手掛ける2021春夏 プレタポルテ コレクションの広告キャンペーンにもシャルロットを起用している。
今回の発表は、カール・ラガーフェルド、そしてヴィルジニー・ヴィアールへと長年にわたって築いてきたシャルロットとの友情と信頼関係の表れだ。シャルロットは十代の頃からメゾンと密接な関係を築き、2012年出版の写真集「リトル ブラック ジャケット:カール・ラガーフェルドとカリーヌ・ロワトフェルドによるシャネルのクラシックの再考(The Little Black Jacket : CHANEL’s classic revisited by Karl Lagerfeld and Carine Roitfeld)」ではカールが彼女の撮影を担当した。
また、シャルロットは哲学の学位を持ち、彼女が多感な時期にカール・ラガーフェルドから手ほどきを受けた文学や詩についても情熱を傾けている。2015年の設立以降、現在も会長を務めるモナコの哲学関連の協会では、哲学の普及と推進に取り組み、考察や討論、思想の継承を目的とするテーマ別イベントを毎月開催している。さらにシャルロットはいくつもの障害馬術競技大会に参加している名騎手でもある。
今回の就任に伴い、メゾンとヴィルジニー・ヴィアール、そしてシャルロット・カシラギは「カンボン通りの『文学のランデブー』(Les Rendezvous littéraires rue Cambon)」と題した、文学をテーマとした対話形式のプロジェクトを発表する。女性作家や女優がメゾンに近しいセレブリティーと共に、自身の作品や自身が敬愛する歴史上あるいは現代の文学者たちの作品を読み、論じながら独自の視点を「シャネル」の公式ウェブサイトやSNSで紹介するという。
同プロジェクトの第1回目は2021年1月26日(火)にカンボン通り31番地のサロンで開催する。また、「シャネル」2021春夏 プレタポルテ コレクションの広告キャンペーンは1月1日に公開する予定だ。