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カプリ・ホールディングスが財団を設立 ファッション業界におけるダイバシティー促進のために
「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」や「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」、「ヴェルサーチェ(Versace)」が所属するロンドン–カプリ・ホールディングス・リミテッド(NYSE:CPRI)は2021年2月2日、ファッション業界におけるダイバーシティーの促進を目的に、カプリ・ホールディングス財団(The Capri Holdings Foundation)を設立すると発表した。ファッション業界全体におけるダイバーシティ、インクルージョン、平等を支援することを使命とする同財団の活動を強く推し進めるため、同社は2,000万ドルを約束した。
カプリ・ホールディングスでは、長きにわたりインクルーシブな職場に息づく活力に信頼を寄せ、職場におけるダイバーシティの促進に尽力してきた。本財団の設立はファッション業界における平等の推進と長期的な変化に向け、当社が以前から行ってきた取り組みの拡大を可能とするものとなる。
また同財団は大学及び高校と協力し、世間で過小評価されているコミュニティーに属す若者のための有意義な機会をファッション業界の中に創出するという。キャンパス内での人材発掘、メンタリング、奨学金制度といった活動を通して次世代の才能を支援し、学生たちが将来ファッション業界で優れたキャリアを築くための道筋をつけることを目指す。
カプリ・ホールディングスの会長兼CEOのジョン・D・アイドルは「ファッション業界におけるダイバーシティーを推進するためのカプリ・ホールディングス財団の設立を発表することができ、嬉しく思います。ダイバーシティー&インクルージョンは、当社傘下のファッション・ラグジュアリー・ブランドであるヴェルサーチェ、ジミー チュウ、マイケル・コースのいずれのDNAにも組み込まれています。世界をリードするアパレル企業としてのカプリ・ホールディングスの役割は、流行を創出し、創造性をかき立て、我々を取り巻く世界の代表者となることです。当社は財団への投資により、ファッション業界をよりインクルーシブなものにするために担う役割を果たしているのです」と語った。
ダイバーシティー&インクルージョンに関するカプリ・ホールディングスの取り組みについてのより詳しい情報は、カプリ・ホールディングス公式HPより閲覧することができる。