「サルヴァトーレ フェラガモ（Salvatore Ferragamo）」が2020秋冬コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。

　見る人の目を刺激し、心を揺さぶり、魂をかき立てるようキュレーションしたキャンペーンビジュアルはクリエイティブ ディレクターのポール・アンドリューが、英ロンドンのスタジオで、今シーズンのシューズ、ウェア、アクセサリーの奥深さと豊かさを表現する多面的なポートフォリオとして制作。シューズ、バッグ、アイウェア、ベルトなどの主要なアクセサリーピースは、目がその対象物を探すよう、前景の対象的な位置で、あえてフォーカスしないという手法で撮影した。

　これらのアクセサリーは、コレクションのフルルックを着たマリアカルラ・ボスコーノ、マリック・ボディアン、ルカ・ラメールの 3 人のモデルのポートレートの向かいに配置。ここでも前景と背景をプレイフルに表現し、影とデフォーカスした色の形状の両方がイメージに影響を与え魅力を増している。3人の主人公が表現する人間的なダイナミズムは、身に纏う衣装により増幅し、今シーズンのコレクションに視覚的な奥深さを与えている。

　コレクションの緻密さと幅の広さ、という両側面を表現するため、この一連のビジュアルを縦並びで組み、その中で従来通り、前景と背景が呼応するように映し出した。

　クローズアップからフルレングスまで、ポール・アンドリューの作品が、強烈にレンダリングしたビジュアルスナップショットに仕上がった。それらは、「サルヴァトーレ フェラガモ」のノウハウと審美を完璧に表現するビジュアルギャラリーとして結実し、美しく、実用的で時代を超えたメゾンの説得力のある証であり、視覚で確かめることが出来る物語のようだ。

■「サルヴァトーレ フェラガモ」公式サイト