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2022 03 Feb

「プラダ」が展覧会「ロール プレイ」を「プラダ 青山店」で開催

 

 「プラダ(PRADA)」が、2022年3月11日~6月20日の期間、「プラダ 青山店」で、プラダ財団の支援を得て企画した展覧会「ロール プレイ(Role Play)」を開催する。ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した象徴的な建築物「プラダ 青山店」の5階で開催する同展覧会は、同年2月19日~6月27日の期間、伊ミラノの「Osservatorio Fondazione Prada」で開催する展覧会の第2弾だ。

 メリッサ・ハリスがキュレートした同プロジェクトは、代替可能かつ理想化されたアイデンティティを模索し、投影し、作り上げる概念について探求したという。メリッサは「分身や表向きの人格、化身は自分の望みであるかもしれない。おそらくそれは、自分の個人的、文化的な背景や他者意識に関連しているとも言え、アクティビズムのひとつ、あるいは、既成概念にとらわれずに、相手の立場に立って考えるという共感を得るための手段であるかもしれないのです」と語った。

 発明以来、その客観的な性質や目の前にして感じる本物の感覚を利用しながら、他者性の概念を表現する理想的な手段であり続けてきた写真。ここ数十年の間に媒介物は、写真のほかオンラインゲーム、ソーシャルメディアプラットフォーム、そのほかの革新的なロールプレイングの状況を受け入れるレベルにまで進化し、自己へのこだわりを強めている。

 今回、東京で開催される展覧会では、国際的に活躍するアーティストのジュノ・カリプソ、 ベアトリーチェ・マルキ、ハルカ・サカグチ、グリセルダ・サン・マルティン、澤田知子、ボゴシ・セククニが手がける写真や映像、音声作品をクリエイティブ・エージェンシーの Random Studio による光のインスタレーションの中で展示。アーティストが、ロールプレイングや分身の創造、自己の拡散などを切り口として、個人の本質や表向きの人格の追求とその理解に迫っている。

■「ロール プレイ」出展作品

ジュノ・カリプソ作


ベアトリーチェ・マルキ作


ハルカ・サカグチ、グリセルダ・サン・マルティン作

澤田知子作


ボゴシ・セククニ作

■展覧会「ロール プレイ」
会期:2022年3月11日(金)~6月20日(月)
場所:プラダ 青山店 5F 
住所:東京都港区南青山5-2-6 
時間:11:00~20:00
入場料無料
*新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、状況に応じて入場制限を行う可能性あり

■問い合わせ先
プラダ ジャパン広報宣伝本部
〒107-0062 
東京都港区南青山1-15-14 新乃木坂ビル
Tel:03-5770-1122

「プラダ」特設サイト