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「ケイト・スペード ニューヨーク」が2020ホリデーコレクションを発表 白ネコがキュートにパーティシーズンを盛りあげる
「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)」が10月15日、2020ホリデーコレクションを発表した。コレクションのテーマは、“セレブレート・トゥギャザー(celebrate together)”だ。
“一緒に祝おう”というテーマらしく、パーソナルスタイルを自由に表現している。「ケイトスペード・ウーマン」たちの集いのシーンからインスパイアされたコレクションとなっている。
イメージソースとしては、バラが飾られたテーブルを囲む、キラキラ輝くドレスを身にまとった女性たち。そのかたわらに、ヴィンテージの陶器に盛られたご馳走が気になるネコがいる。夜になるにつれて、ボードゲームが登場し、音楽は止むことなく流れ続け、ホームパーティが盛りあがる。そんな世界観から生まれたコレクション全体には、ボードゲームのサイコロや、星のコンフェッティ、光り輝くメタリックスパンコールなど、集いのシーンに登場するモチーフが落とし込まれている。
今シーズンのハンドバッグとスモールレザーグッズは、陽気なプリントや大胆なパターンが特徴となっている。新スタイルのひとつ「エニーデイ(any day)」は、ワイドストラップのクロスボディバッグだ。白ネコをバッグにもあしらい、白ネコの刺繍をほどこした、パフィーナイロンの軽量ラージトート、ネコの刺繍入りのベルベットリスレットが並ぶ。ノベルティには、お祝いの集いに出てきたボードゲームで使うサイコロをモチーフにした3Dクラッチや、パテントレザーのプレゼントボックスに見立てたジュエリーボックスを用意した。
またディズニーとのコラボレーションとしては、今回はミニーマウスとコラボレーションを行い、白と黒のクラシカルなドットプリントのサッチェル、クロスボディ、ウォレットに、ドレスを身にまとったミニーマウスをあしらった。
レディトゥウェアは、ドレスや着心地の良いセットアップにフォーカスしている。フェイクファーやレースの襟、パールやパヴェ、輝く宝石のようなディテールが、アップデートされた定番のシルエットに彩りを添える。今シーズンの主要パターンとしては、黒と白のドット、フワフワの白ネコ、メタリックとパステルカラーと組み合わせたロマンティックなバラのモチーフとなる。ファブリックとしては、ゴールドのクリップジャカード、キラキラしたツイードなど、高級感があり、ソフトなファブリックを多く打ち出している。ネコをジャカードで表現した、取り外し可能なファー襟つきのコート、スタンドカラーでボウタイ付きのネコプリントのシャツドレス、ネコプリントシャツもホリデーシーズンならでは。
ジュエリーコレクションにも、今シーズンのテーマの“お祝いの集い”に登場するモチーフを落とし込み、「プリティキティ」では、白ネコがプレゼントのリボンで遊ぶ姿をパヴェにした。白ネコのパヴェリング、クリスマスプレゼントのボウで遊ぶネコのパヴェスタッズ、パヴェミニペンダントがパーティに煌めきを添える。また重ね付けや、組み合わせを楽しめるスタイルは、すべてのジュエリーラインにおいて重要なテーマとなっており、「サムシング・スパークリー(Something sparkly)」ラインからは、セットで付けられるピアスとペンダントのセットが出る。
テック用品でも、ハンドバッグやレディトゥウェアにも揃うカラーやモチーフを、ハイテクデバイスにも落とし込んでいる。
まさに「ケイト・スペード ニューヨーク」らしい、華やかでキュートなホリデーシーズンを盛りあげるコレクションだ。
文:黒部エリ
■2021ホリデーコレクション
CAT
ラージトート 3万8,000円(+税)
ベルベットクラッチ 3万6,000円(+税)
ジャカードコート 7万2,000円(+税)
シャツドレス 3万6,000円(+税)
ネコプリントシャツ 3万円(+税)
パヴェリング 2万2,000円(+税)
パヴェスタッズ 1万円(+税)
パヴェミニペンダント 1万3,000円(+税)