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「ヴァレンティノ」ピッチョーリがCFDAファッションアワードで受賞
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のクリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは、2020年9月14日にアメリカファッション協議会(CFDA)が発表した、2020年CFDAファッションアワードにおいて、インターナショナル・ウィメンズウェアデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
CFDA ファッションアワードの候補者および受賞者は、第一線で活躍するファッションジャーナリストやスタイリスト、リテールエグゼクティブといったCFDA のメンバーで構成される CFDAアワードギルドによって選出される。また同アワードは、奨学金に対する CFDA 最大の資金調達源ともなっており、2020年の受賞者発表と並行して、2020年CFDA スカラーアワードの受賞者も発表された。今年、本プログラムでは各2万5000ドル7 枠の奨学金を用意し、総額をこれまでの10万ドルから17万5000ドルに増額している。
当初、同アワードの発表は 6月8日に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のために延期され、今回、CFDA のデジタルプラットフォームRUNWAY360 および CFDA のソーシャルチャンネルを通じて受賞者を発表する運びとなった。
その他の2020年CFDAファッションアワードは、インターナショナル・メンズウェアデザイナー・オブ・ザ・イヤーを「ディオール」のキム・ジョーンズ、アメリカン・ウィメンズウェアデザイナー・オブ・ザ・イヤーをガブリエラ・ハースト、アメリカン・メンズウェアデザイナー・オブ・ザ・イヤーを「パイアー・モス」のカービー・ジーン・レイモンド、アメリカン・アクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーを「ティルファー」のテルファー・クレメンス、アメリカン・エマージングデザイナー・オブ・ザ・イヤーをクリストファー・ジョン・ロジャーズが受賞した。
文:田中美貴