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2020 25 Aug

「ゼニア」が20秋冬キャンペーン#WHATMAKESAMAN LEGACYを発表

 

Courtesy of Ermenegildo Zegna

 

 「ゼニア(Zegna)」は、「WHAT MAKES A MAN? 男性であることはどのような意味があるのか?」という問いかけをテーマに掲げた2020秋冬キャンペーンを発表した。

 この問いかけは、1910年の創立以来、同社の指針になっているもの。社会的および環境的責任は同社のルーツであり、世界最高のテキスタイルを作ることだけでなく、故郷とその周辺の世界をより良い場所にし、将来の世代の生活の質を損なうことなく最高の品質を保証することを念頭に置いてきた。

 そして創業から110年たった2020 年、創業者のレガシー(遺産)に敬意を払い、明日より良い世界を作るために今日どのように種を植えるかというその概念を探求する。今日の私たちの行動が明日に影響を与えると信じて、将来の世代のためにこのレガシーを広く世界に発信する。

 創業者エルメネジルド・ゼニアは、恒久的な環境保護のため、1930年代に50万本以上の木を植え、工場周辺の100 km平方にわたる自然保護区オアジ ゼニアを設立した。

Courtesy of Ermenegildo Zegna/William Daniels

 2020秋のキャンペーンでは、そんなオアジ ゼニアの積極的なサポーターになることを人々に呼びかける。ますますオムニチャネル化された新しいZegna.comを通じて自然に倒れたり安全上の理由で切り倒された木にエコシステムへの貢献の印である彫刻が施された木製のハートを購入することで、オアジ ゼニアの再植林サポート運動も行っている。

 また「ゼニア」が行ってきた、すでにある素材と再利用された繊維を用いて再加工し、廃棄物ゼロを目指す#UseTheExisting も継続。過去を利用してより良い現在と未来を築く、という考えは製品の製造に用いるテクノロジーから、カスタマーとの会話まで、同社のすべてのことに引き継がれていく。そんな姿勢がこのキャンペーンや、新しくなったwebサイトで強調されている。

文:田中美貴

 

「ゼニア」公式サイト