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2020 20 Feb

「ドルチェ&ガッバーナ」ミラノのウマニタス大学へ資金援助を表明 コロナウィルス免疫システムの究明へ

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」が、新型コロナウイルスに対する免疫システムの究明を目的とした研究を支援し、ミラノにあるウマニタス大学(Humanitas University)に資金提供した。

 

 ウマニタス大学のアルベルト・マントバーニ(Alberto Mantovani)教授は、サン・ラッファエレ・ビータ・サルーテ大学(San Raffaele Vita-Salute University)のウイルス学者であるエリザ・ビチェンチ(Elisa Vicenzi)氏、マッシモ・クレメンティ(Massimo Clementi)氏の協力のもと、診断と治療介入法の開発のための基盤を築き、地球規模の問題解決に取り組んでいる。


 世界保健へ役立てるため、この研究は免疫システムの研究を行うマントバーニ教授および同大学のチェチリア・ガルランダ(Cecilia Garlanda)教授に率いられ、さらにはイタリアで最初にSARSの起因病原体を分離することに成功したサン・ラッファエレ・ビータ・サルーテ大学のウイルス学者、エリザ・ビチェンチ教授およびマッシモ・クレメンティ教授と共に、すべての技術と能力を結集して行う。

 

 また、これに加え、「ドルチェ&ガッバーナ」は、ウマニタス大学とミラノ工科大学(Politecnico di Milano)の協力のもと、医療技術の学位プログラムをつくり、奨学金の援助を実施。この新しいプログラムは、医師として生物医学における技術アプローチや総合的な医療スキルの向上を目指す。

 

画像:Humanitas University

 

「ドルチェ&ガッバーナ」公式サイト