「プラダ（PRADA）」が「プラダ リネア・ロッサ」2021秋冬キャンペーンを発表した。

　アクションから生まれ、アスリートによる経験によって形成してきたコレクション「プラダ リネア・ロッサ」。その象徴的なグラフィックとも言えるレッドラインは1997年の初披露以来ブランドを最も端的に表すマークであると同時に、最も重要な意味を持つ表現として使用してきた。

　「プラダ リネア・ロッサ」の基礎をなすレッドラインは限界を象徴しているが、「プラダ」の真のスタイルにおいて大切なのは、ラインそのものではなく、その先にあるものと考えているという。2021秋冬キャンペーンはリネア・ロッサのイデオロギーからインスピレーションを得て、ラインを飛び越えること、つまり一線を越え、限界を超越することを強く望み、あらゆる課題において自分自身をさらに追い込むことをテーマにし、リネア・ロッサのすべてのアイテムにあしらった象徴的な赤いラインで、卓越性を表現した。

　フェルディナンド・ヴェルデーリがディレクションし、ヒューゴ・コンテが撮影した今回の「Beyond the Line」キャンペーンは、バスケットボールやバレエ、スケート、パルクールなど、スポーツやダンスの世界で活躍する世界各地のスターたちを起用。着る人が自分の限界に挑戦し、超えていくためにデザインするという「プラダ リネア・ロッサ」の哲学を反映し、彼らは自己ベストという到達地点を目指すだけでなく、それを超えることを表現した。

　スポーツの世界で要求されるハイパフォーマンス機能を日常生活に落とし込むため、常に細やかな調整を行ってきた「プラダ リネア・ロッサ」。2021コレクションでは、ヨットレースの最高峰であるアメリカズカップに挑戦するルナ・ロッサチームのためにデザインしたオリジナルモデルのスニーカーを再び揃えた。ソール、シルエット、そしてテキスタイルとレザーという2種類の素材を組み合わせたオリジナルモデルのアイコニックなデザインはそのままに、レースアップバージョンはブラック、ホワイトとシルバー、バルティックブルーとシルバーの3色、ストラップバージョンはホワイトとシルバー、レッドとシルバーの2色をラインナップした。

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