繊維ニュース 編集部ブログ

2020 06 Nov

これからは着用感が大切では

 

【大阪本社】新型コロナウイルス禍で、マスク着用が当たり前の昨今。今春のマスク不足は一体何だったのかと思うほど、不織布製から織・編み物製まで、さまざまなマスクが市場にあふれ返っている。業界関係者によると、日本衛生材料工業連合会の全国マスク工業会には「入会待ちの企業が600社」もあるというから驚く。

 これだけの企業がマスクに新規参入しているのであれば、競争が激しくなるのも当然だろう。その中でどう生き残るのか。やはり、他社品と差別化できるかに尽きるだろう。マスクはパッケージを見ても違いは分からない。袋から取り出して、手で触れてみても今一つ違いは感じられない。

 そう考えると、着用感が最重視されるのではないか。今春のマスク不足の際、高値で購入した不織布マスクは耳ひもが切れるなど不良品そのものだったが、それ以上に肌側の毛羽立ちが気になった。

 機能性は当然だが、長時間着用する商品だけに快適性が今一つのものは自然と廃れていく。マスクだけではないが(貴)