繊維ニュース 編集部ブログ

2024 18 Sep

素材に時代感じる

 【大阪本社】広島県、大阪府、岡山県のアパレル、被服工業組合青年部会は8月に大阪で合同研修会を開いた。万博記念公園(大阪府吹田市)の太陽の塔を訪れたほか、EXPO‘70パビリオンで開催中だった企画展「1970年大阪万博ユニホーム・コレクション」を見学。70年万博のユニフォームは古臭さいのではないかという予想を裏切り、色使いや生地の切り返しなど、現代でも通用するデザインばかり。「意外と参考になる」と感心しきり。ウール素材が多く、夏でも薄手のボイルを使い、通気性を高める工夫など凝らされていた。おそらく来年の大阪・関西万博ではポリエステル生地ばかりになるのでは。素材ではさすがに時代の変化を感じた。(佑)