繊維ニュース 編集部ブログ
2019
25
Jan
靴下のはき心地に感動
【大阪本社】奈良の取材先で今月頂いた靴下をはいて感動した。一昨日はいて、昨日はその辺で買った安物をはいたのだが、はき心地の良さとは何かを思い知らされた気分でいる。
その靴下は「リリラ」というブランドの国産品(写真)。昨年秋に発売した商品で、靴下の構造に特徴がある。内側にシルク層があり、外側に綿・ウレタン混の層があるという多層構造になっている。1足1800円。
「宣伝かよ」と思われるかもしれないが、敢えて名指しで話題にするのは、この靴下によって私が平時、原稿を書いている際の悪癖が解消されたからだ。はき心地が違うと、間接的にこんないいこともあるんだという思わぬ効果をお伝えしたい。
私は原稿を書いていると、足の裏が熱くなってしまう体質。特に内容がまとまってこない時ほど、足裏の熱が増し、ついには汗が蒸れてかゆくなってくる。すると靴を脱ぎすて、さらに悩むと靴下も脱いで、裸足でキーボードをたたく。
ところが前述の靴下をはいた日は、シルクの何とも言い難い滑らかな肌触りが終日気持ちよく、執筆は相変わらず滑らかにはいかなかったが、ついに靴も脱ぐことなく書き切った。このことには実は家に帰ってから気付いた。今思えば今日は何も脱がなかったなと。これには感動し、家族用にネットで2足買ってしまった次第である。
ぜひ一度、はき心地を追求した高級靴下を手に取ってもらいたい。思わぬよい効能が得られるかもしれない。(学)