繊維ニュース 編集部ブログ

2024 14 Mar

錯覚

【東京本社】地下鉄銀座線虎ノ門駅のパブリックアートとして、既におなじみになっている壁面レリーフ「白い虎が見ている」(中谷ミチコ氏作)。独特の凹型レリーフによって、白虎のお面をかぶった女性たちの群像が、見る側の体の動きに合わせて向きを変え動き出してくるような錯覚を受ける。高さ2㍍、幅9㍍のサイズ感もあり、初見で前を通れば必ず振り向かざるを得ないような存在感を醸し出す。翻ってファッションの着こなしでは錯覚を生かしてより良く見せるテクニックは当たり前のように使われている。徐々に薄着になっていく季節。体形改善が追い付かないときに活用してみては。(日)