繊維ニュース 編集部ブログ
2023
07
Feb
メタバース普及の現状
豊島が1月下旬に東京本社(千代田区)で開催した「第4回サステナブルファッションセミナー」は、メタバース(仮想空間)での製品の販売がテーマに。渋谷の街を模した「バーチャル渋谷」でファッションの展示会を開くという試みについて、関係者が体験談を披露。バーチャル渋谷の運営に携わるKDDI、展示会を催したパルの担当者が、メタバース関連事業の実情を語った。現在進行形の実体験から、社会ではメタバースという言葉が独り歩きしがちで、本当の意味での理解が進んでいないことが伝わってくる。新しいモノを取り入れるには、イメージに捉われず、目的を明確にした上で試行錯誤を重ねていく心積もりが必要だと再認識させられた。(強)