繊維ニュース 編集部ブログ
2022
16
Aug
積乱雲は豪壮ながら
【大阪本社】発達した積乱雲が好きだ。豪壮たる造形美がある。しかし積乱雲は激しい雷雨を発生させ、時には大粒のひょうを降らす。筆者が住む大阪の今夏はまだ大きな天候被害が発生していないが、全国的にはゲリラ豪雨やひょうによる被害が頻発している。今年3月には、北極と南極が熱波に襲われ、北極では平年より30℃以上、南極では40℃以上気温が高くなった。専門家らからは気候変動の兆候とは言えないとの指摘もあるが、本当だろうか。モロッコは過去40年で最悪の干ばつに見舞われ、豪州やアフリカ南部、米国などでは干ばつと洪水の二極化現象が顕著になっている。今更ながら、SDGs(持続可能な開発目標)の重要性を肌で感じている。(武)