【東京本社】青山商事と実践女子大学が未来の就活ファッションをテーマに行った産学連携授業を取材した。採用面接で「服装自由」とされた場合、「どんな格好で行けば良いの？」「リクルートスーツは着なきゃダメ？」と悩む学生が多い。そんな就活戦線で適切なスタイルはどんなものかを考えるのが授業の狙い。参加した2年生の学生は「自分が着たい服装で就活したり働いたりできる会社を選びたい」と話した。記者が就活をしたのはもう20年余り前だが、就職先を選ぶ上で服装を意識した記憶がなく（リクルートスーツが当たり前で）、彼女たちの意見は新鮮だった。仕事着の多様化が進んだ今、「服装」も企業との相性を測る物差しになるのかもしれない。（活）