【中国・四国支社】岡山では9月27日から現代アートの祭典、岡山芸術交流2019が開かれている。岡山城や後楽園、オリエント美術館、林原美術館などさまざまな文化施設を会場に、芸術鑑賞だけでなく、街歩きを楽しむイベントとなり、11月24日まで開かれている。

　街の至る所に現代アートのオブジェが見られ、うちの子供も大興奮。ただ、パンフレットには作者や作品名が書かれているが、何をモチーフに、どういった目的で作品を作ったのかは書かれていないことに加え、作品のある場所がいまいち分かりづらく、家に帰ってから見落としに気付くことも。妻は「これじゃ税金の無駄遣い。岡山市か県に意見してやる」と息巻く。

　「芸術っていうもんはパンフレットから常人に理解できないもんなんだよ」と理解しているふうに諭したが、子供だけは満足しているようで、「子供は誰でも芸術家だ」というパブロ・ピカソの名言に納得。（佑）