繊維ニュース 編集部ブログ

2025 29 Jul

インディゴ染めバンダナ

 【中国・四国支社】ジーンズ製造卸のビッグジョン(岡山県倉敷市)が、倉敷美観地区(同)に開業した新たな店舗を取材した際に、インディゴで染められたバンダナに一目ぼれした。甘織りの生地に、抜染を施して柄を浮かび上がらせており、生産のたびに柄を変えるため希少性も高い。四辺は全てわずか2㍉の三巻で縫うなど、ジーンズ作りで培った技巧が一枚に凝縮されている。「インディゴが色落ちしませんか」と問うと「色落ちしますが、自分が欲しいので作りました」と広報の方は、笑う。バイクに乗る時に首元を日差しから守るために使おうと思う。(徹)