繊維ニュース 編集部ブログ
2026
12
Feb
他業界のアップサイクル事情
【大阪本社】今月開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー」には、幅広い企業が出展していた。あるタオルメーカーの首脳から「近くに興味深い出展がある」と紹介されたのが、ザ・コンティニュー(岡山県備前市)による陶器のアップサイクル事業だった。備前焼の産地においても、製造工程で発生する不良品や、輸送中に割れた製品をどうするかは大きな課題だという。同社は、それらを原料に加工し、再び陶器の「再生備前」シリーズとして販売している。廃棄物を減らすだけでなく、「再生」を付加価値の一つとして打ち出す構図は、繊維産業にも通じるものがある。さらに、備前焼は釉薬(ゆうやく、うわぐすり)を使わないためアップサイクルに有利――といった点も、どこか繊維のアップサイクル事情と重なってみえる。(酒)