繊維ニュース 編集部ブログ

2018 01 May

赤色のトマト

 【中部・北陸支社】好天に恵まれた前半のゴールデンウイークを皆さんはどのように過ごされたでしょうか。小生は今年も相変わらず自宅前にあるわずかな畑の百姓仕事で3日間があっという間に終わってしまった。植え付けをしたのは、トマト、ナス、キュウリ、オクラ、ピーマン、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤの夏野菜に加えて、家内や娘の大好物の安納芋・紅あずまのサツマイモ類。ただ、食べるのみでいっさい手伝わず。

 有機栽培にしてから10年。今さら化学肥料をまくこともできず、秋から冬にかけては、土地を何度も耕し、肥料は専ら、牛糞を使う。植え付け後も大変で毎日の水やりに加え、害虫の駆除も手で行っている。

こうした中、トマトはさらに厄介だ。毎日、次から次へと出てくる脇芽かきをしなければならない。恐らく光合成が大好きなのであろう。放っておくと葉っぱだらけになってしまい、肝心のトマトを見つけ出すのに一苦労してしまう。だからこそ、トマトは熟すと鳥にわかるように赤くなるのではなかろうか。目立つ赤色にならなければ、種子を鳥が運んでくれない。たかがトマトだが種族保存本能はすごい。

 社会も厳しい企業間競争だが弊社を含めて生き残るための、コアケイパリティ、コアコンピタンスを確立しなければゴーイングコンサーンできない。(聡)