繊維ニュース 編集部ブログ

2022 05 Jul

梅雨はどこへ行った

 【大阪本社】7月に入ったばかりだと言うのに猛暑が続く。今年の梅雨は記録的な短さだった。例年ならこの時期の今治産地での取材は雨の中、傘を片手に――というイメージだったが、今年は真夏のような炎天下、汗を拭きながら回っている。梅雨がうっとうしかったのは事実だが、ここまで暑いと曇天が恋しい気分にもなってくる。産地では、既に水不足の懸念も出ており、ぼやきだけでは済まされない事態に至らぬことを祈るばかりだ。写真は移動中に見掛けた盛りを迎えたまま干からびつつあるアジサイ。ふびんな姿にわが身を重ねる。(酒)