【東京本社】若手ファッションデザイナーの弱点は資金力と対外的なセールス（営業）だ。多くの若手は第三者機関や行政からの資金的な支援が途切れると、ブランドを存続できなくなる。別の動きとして、ブランド設立10周年を迎える「ケイスケヨシダ」の吉田圭佑デザイナーはこのほど、有力ブランド「メゾン・ミハラヤスヒロ」を展開するソスウ（東京都渋谷区）と業務提携した。営業とＰＲをソスウに委託する。三原康裕デザイナーが吉田氏の才能を買っていると言う。25春夏シーズンのショーも好評、卸先はどこまで伸びるか。（市）