繊維ニュース 編集部ブログ
2019
22
Mar
世界で活躍する若手を
【東京本社】3月9、10の両日、新潟県苗場スキー場で開かれたユースのアルペンスキー大会「ゴールドウイン ナスターレースユースジャパンカップ」を取材した。20回目の今年は、5歳から15歳までの選手約230人が全国から参加し、タイムを競った。
大会関係者によると、アルペンスキーは、ジャンプやノルディックスキーに比べ、世界で活躍する選手が少ないという。理由の一つに、日本は欧米ほどスキー文化が根付いていないことがあるようだ。
主催するナスターレース協会は毎年、上位選手を世界大会に派遣してきたが、より多くの子供たちにトップ選手の滑りを見てもらうため2020年からユース世界大会の開催を決めた。同時に指導者の育成も強化する。同協会の三浦豪太理事長は「可能性を秘めている子供たちに世界で活躍できる舞台を用意したい」と意気込む。
札幌市が招致を目指す、30年の冬季五輪・パラリンピックで活躍する選手が育つ可能性は十分にある。(國)