繊維ニュース 編集部ブログ
2020
14
Jan
毛布の門松がお出迎え
【大阪本社】新年になって寝具寝装製造卸の大津コーポレーション(大阪市中央区)を訪れると、「迎春」の文字とともに、毛布で作った門松や松竹梅が迎えてくれた。
飾り毛布・花毛布といわれるもので、一枚の毛布を花や動物などの形に折り、船室を彩る日本独自のアイテムとして明治期に生まれたとされる。同社では、明海大学の上杉恵美教授の監修を受けて、同社社員が大輪や四葉のクローバー、ハート、羊、富士山を制作し、昨春の展示会で披露した。好評でアイキャッチにもなることから、19秋冬の百貨店の店頭にも飾り毛布・花毛布が並んだ。新春の飾りとしても華やかさがある。
新たな一年が始まった。2020年が寝具業界、繊維業界にとって良い年であるように願いたい。(長)