【東京本社】6月下旬に東京ビッグサイトで開かれた企業展「日本ものづくりワールド2022」は、「工場設備」「航空・宇宙機器」「計測・検査」というように複数のテーマの展示会を集合させた形をとっていた。その中でも、ひときわ注目を集めていたのが「3Ｄ＆バーチャルリアリティ展」だ。パフォーマーの動きに合わせて画面上でＣＧの人物も躍動する実演を通じ、モーションキャプチャーの機能性をアピールするブースもあった（写真）。こうした技術が当たり前のように使われている場面を目の当たりにし、服作りのデジタル活用が気になった。繊維業界にはデジタル技術が定着しつつあるものの、技術革新のスピードはさらに加速している。ついていくのは容易ではないと痛感した。（強）