繊維ニュース 編集部ブログ
2025
26
Sep
台湾の“断絶”解消
【上海支局】台湾の経済部国際貿易署が主催する「リメイク未来:RECODE 2050」が23日、台北市で開かれた。国内外メディアに向け、地場デザイナーが台湾製生地を採用した作品12点を披露した。実は地場デザイナーはこれまで、日本などの生地商社の備蓄品を採用することが多かった。台湾生地メーカーは欧米ブランド向けが中心で、小ロットに対応できないことが理由だ。今回のイベントで初めて本格的に台湾素材を使ったデザイナーもいたようだ。一方、台湾メーカーも顧客ニーズの変化を背景に、小ロットに対応し始めているという。”断絶”が解消されつつある。(祐)