繊維ニュース 編集部ブログ
2023
31
May
“大和比”でデザイン
【大阪本社】シキボウの染色加工子会社、シキボウ江南(愛知県江南市)では一部の従業員がファッションブランド「アンリアレイジ」のユニフォーム(写真)を着用している。幾何学模様が印象的で「大和比を紡いで模様をつくる」という意味があるそう。大和比とは1対 1・414(5対7)の比率で、白銀比とも言い、古くから日本人に好まれてきた。大和比の模様に紡績を表す模様を組み合わせ、「明るい未来へ常に変化を続ける」という企業姿勢に加え、枕詞「しきしまの」に込めた思いを可視化した。派手なように見えて、妙に親しみを感じるデザイン性に納得。1度見るとシキボウ江南のユニフォームだと深く記憶に残る。(佑)