繊維ニュース 編集部ブログ

2023 17 Oct

猛暑のインパクト

 【東京本社】来年の春夏物は、猛暑対策がキーポイントになりそうだ。それだけ今年の猛暑はインパクトがあった。婦人服の素材は軽く、丈は短め。UVカットなど機能面も必須になる。スプリングコートなど単価の高いアイテムの動向が不透明なので、単品のセット買いを促すMDも展開される。Tシャツやブラウスのバリエーションが広がる様相だ。あるアパレルの企画担当者は「気象庁の長期予報を頻繁に見るようになった」と明かす。猛暑になれば集客も読めない。悩ましい課題だ。(市)