繊維ニュース 編集部ブログ

2021 05 Aug

2兆円の衝撃

 【東京本社】アマゾンジャパンの日本における売上高が21848億円(2020年度)であることが分かった。同社は日本の売上高を公表していないが、米国で発表した報告書から多くのメディアが推測している。日本市場で2兆円を超えたのは初めて。前年比で25%増という好調ぶりで、まさに巣ごもり消費の勝ち組と言える。小売業では、イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ数字で、第3位に位置する。あるアパレルの経営トップは「今後、単価の高いアパレルを強化するのは必然」と話す。仮に10%がアパレル売上高とすると、約2千億円という金額に。これだけでも日本では業界トップに立つ。(市)