繊維ニュース 編集部ブログ

2018 12 Dec

季節を感じる

 【大阪本社】たまには季節を感じられるような場所に行ってみよう! と思い立ち、家族で近所の紅葉ポイントを訪れた。とは言っても自宅から徒歩圏内の近場。しかしなかなかの壮観な景色に季節を存分に感じる。

 季節を感じると言えば、街中の服装もその一つ。暖冬から一転、ここ数日でめっきり寒くなり、街行く人の装いもコートやマフラー、厚手のセーターが一気に増えた。

 個人的には秋や春が好きなので、冬の始まりが遅かったことはウエルカムだ。ただ、衣料品製造、販売関連企業からは「寒くなるのが遅い!」との嘆きが聞こえてきそう。「天候に左右されないビジネスモデルを」とは皆が口にする理想だが、日本では四季のメリハリがないことにはファッション消費が伸びないこともまた事実。

 季節が移り変わるから服を買う。移り変わりが鈍い年に購買意欲がわかないのも致し方ない。季節に一喜一憂せず、「そんな年もある」とおうように構えたいものである。営利企業である以上、そうはいかないのもまた事実か。(武)