繊維ニュース 編集部ブログ
2024
05
Nov
「MIT」に存在感
【上海支局】「MIT」(ミット)をご存じだろうか。「メイド・イン・台湾」の英語の頭文字を採ったことばで、台湾の企業や政府が台湾製品の推し活の際に用いる。MITは、BtoBでは半導体から生地まで世界的に影響力がある。台湾メーカーの生地は、ASEAN生産を含め、欧米メガスポーツブランドに採用されている。近年はパイナップルや魚のうろこ、コーヒーなどの地場産原料を使ったサステイナブルな繊維が多数登場し、注目されている。BtoCでは、タピオカミルクティーがアジアを席巻。代表ブランドは、タピオカミルクティーを1987年に開発した「春水堂」だ。さまざまな領域で「MIT」が存在感を増している。(祐)