【大阪本社】京都に新たな観光スポットが加わった。このほど一般公開が始まったニトリホールディングスが所有する「對龍(たいりゅう)山荘庭園」(京都市)。東山を借景に、琵琶湖疏水からの水を生かした滝や川が楽しめる同園は、これから紅葉でより彩り豊かな空間になる。京都でもトップクラスの庭園とされる約6千平方㍍の敷地内には、数十種類のコケも生えている。デリケートで踏まれると再生に時間が掛かると言う。公開されている他の庭園では、飛び石の周りのコケが赤茶けているケースもある。足元のコケにも心を配りながら楽しみたい。(長)